イタリア料理の用語集
イタリア料理の厨房の用語集
Mise en Place(ミザン・プラス)
意味: 調理の準備を整えること。材料を切り分け、調味料や器具をすべて用意することで、調理がスムーズに進行するようにする。
Brunoise(ブルーノワーズ)
意味: 食材を非常に細かいさいの目に切る技法。一般的には3mm角に切ることを指す。
Chiffonade(シフォナード)
意味: 葉物野菜を細く千切りにする技法。サラダや装飾に使われることが多い。
Sauté(ソテー)
意味: 高温で少量の油を使って食材を素早く炒める調理法。野菜や肉の表面に香ばしさを加える。
Blanchir(ブランシール)
意味: 食材を短時間茹でた後、冷水で急冷すること。色を保持し、食材の調理を途中で止めるために行う。
Deglaze(デグラッセ)
意味: 鍋やフライパンの底に残ったうま味を液体(通常はワインやストック)を使って溶かし、ソースを作る技法。
Coulis(クーリ)
意味: 果物や野菜をピューレ状にして作られるソース。デザートや前菜に添えられることが多い。
Beurre Blanc(ブール・ブラン)
意味: 白ワインと酢を煮詰めたところにバターを加えて作る、クリーミーなソース。
Fond(フォンド)
意味: 肉や野菜を煮込んで抽出した出汁、またはそれを煮詰めて作るソースのベース。
Jus(ジュ)
意味: 肉の自然な肉汁を使って作るソース。ローストした肉の風味を引き立てるために使用される。
Roux(ルー)
意味: 小麦粉とバターを混ぜて加熱し、ソースやスープのとろみを出すためのベース。
Emulsion(エマルジョン)
意味: 油と水を混ぜ合わせる技法。マヨネーズやヴィネグレットなど、液体を滑らかに混ぜるために使う。
Caramelize(カラメリゼ)
意味: 食材の自然な糖分を焦がして、香ばしい風味を出す技法。玉ねぎや砂糖を使用する場合が多い。
Reduce(リデュース)
意味: 液体を煮詰めて濃縮させること。ソースやスープの風味を強めるために行う。
Fumet(フュメ)
意味: 魚の骨や頭を煮込んで作る出汁。魚料理のベースとして使用される。
Panade(パナード)
意味: パン、牛乳、バターを混ぜて作るペースト。肉や魚のパテを作るときに使用される。
Confit(コンフィ)
意味: 肉を油や脂で低温で長時間調理する技法。保存食としても使われる。
Marinade(マリネード)
意味: 食材を調味料や液体に漬け込んで風味を加える方法。特に肉や魚の下味に使用される。
Gratiné(グラティネ)
意味: 料理の表面にチーズやパン粉を乗せ、オーブンで焼き色を付ける技法。
Demi-Glace(デミグラス)
意味: 茶色いソースの一種で、フォンド・ヴォー(仔牛の出汁)をベースに作られる。肉料理に添えられる。
Papillote(パピヨット)
意味: 食材を紙で包んで蒸し焼きにする調理法。風味を閉じ込め、軽い仕上がりになる。
Zeste(ゼスト)
意味: 柑橘類の外皮を細かく削り取ったもの。風味付けに使用される。
Terrine(テリーヌ)
意味: パテの一種で、型に詰めて冷やし固めた料理。主に肉や魚を使用。
Ballotine(バロティーヌ)
意味: 肉を開いて詰め物をして巻き、煮るか焼く調理法。
Tourné(トゥルネ)
意味: 野菜をバレル状に整形する技法。見た目の美しさを追求した切り方。
イタリア料理のホールスタッフ用語集
Amuse-Bouche(アミューズ・ブーシュ)
意味: 食事の最初に提供される一口サイズの料理。ゲストを迎えるために出される小さな一品で、食事全体の期待感を高める役割を果たす。
Sommelier(ソムリエ)
意味: ワインの専門家。ワインの選定やサービスを担当し、ゲストに最適なワインを提案する役割。
Cover(カバー)
意味: 一人分のテーブルセッティングやサービスを指す用語。人数を表す際に使用されることが多い。
A la carte(アラカルト)
意味: メニューから単品で料理を選ぶ方式。決められたコースではなく、好きな料理を自由に選ぶことを意味する。
Prix Fixe(プリフィックス)
意味: 一定の価格で提供されるコースメニュー。前菜、メイン、デザートがセットになっている。
Decanting(デキャンタージュ)
意味: ワインをデキャンタに移し替える作業。主にエアレーションを目的として行われ、古いワインの澱を取り除くためにも使用される。
Maitre d’(メートル・ド)
意味: レストランのホールを統括する責任者。スタッフの配置やサービス全体の管理を行い、ゲストへの最高のサービスを保証する。
Expediter(エクスペダイター)
意味: 厨房とホールスタッフの間で注文の調整を行う役割。料理が正しい順序で提供されるように管理し、サービスの流れをスムーズに保つ。
Service Charge(サービスチャージ)
意味: サービス料金。チップに相当する料金が請求書に含まれることがあり、通常は総額の一定割合として計算される。
Table d’hôte(ターブル・ドート)
意味: 定食スタイルの食事。固定された価格で提供されるセットメニューのことで、複数のコースが含まれている。
Guéridon service(ゲリドン・サービス)
意味: テーブルサイドで料理を仕上げたり、盛り付けを行ったりするサービス形式。目の前で料理の最終工程を行うため、視覚的にも楽しめる。
Runner(ランナー)
意味: 食事や飲み物を運ぶ役割を担うスタッフ。料理が完成したタイミングでテーブルに運ぶ。
Crumber(クランバー)
意味: テーブルのパン屑や食べこぼしを取り除くための道具。または、それを行うスタッフのこと。
Sommelier’s suggestion(ソムリエのスジェスチョン)
意味: ソムリエが提案するワインのおすすめ。メニューに合わせた最適なワインの提案を意味する。
Reserve a table(リザーブ・ア・テーブル)
意味: テーブル予約をすること。ゲストが到着する前に席を確保することを指す。
Waitlist(ウェイトリスト)
意味: 予約が満杯の場合に利用する待機リスト。キャンセルが出た場合や空席ができた場合に通知される。
Specials(スペシャルズ)
意味: 日替わりの特別メニュー。通常のメニューに追加される特別な料理やワインを指す。
Check(チェック)
意味: 勘定書(請求書)やレシートを指す用語。お会計を済ませるときに使用される。
Wine Pairing(ワインペアリング)
意味: 各料理に最適なワインを合わせること。食事全体を通して楽しむために、ソムリエが提案する。
Secondi(セコンド)
意味: メインディッシュを指す用語。肉や魚が中心となる料理のこと。
Contorni(コントルニ)
意味: 付け合わせの野菜料理。メインディッシュと一緒に提供される。
Digestivo(ディジェスティーヴォ)
意味: 食後酒。食事の後に楽しむアルコール飲料で、消化を助ける役割を果たす。
イタリア料理のお客さん用語集
Buon Appetito(ブオン・アペティート)
意味: 「どうぞお召し上がりください」という意味で、食事を始める前に挨拶として使われる言葉。
Grazie(グラツィエ)
意味: 「ありがとう」の意味。食事中やサービスを受けた際にお礼を伝える言葉。
Scusi(スクージ)
意味: 「すみません」や「失礼します」といった意味で、スタッフを呼びかける際や謝罪するときに使われる。
Conto(コント)
意味: 請求書やお会計を意味する。食事が終わった後に「Il conto, per favore」(イル・コント、ペル・ファヴォーレ)と頼むと、会計をお願いすることができる。
Acqua frizzante(アクア・フリッツァンテ)
意味: 炭酸水のこと。ミネラルウォーターを注文する際、炭酸入りを希望する場合に使う。
Acqua naturale(アクア・ナトゥラーレ)
意味: 炭酸の入っていない水、つまり静水を指す。炭酸水を避けたい場合に使う。
Spumante(スプマンテ)
意味: イタリア産のスパークリングワイン。シャンパンのように発泡性があり、食前酒や乾杯に使用される。
Aperitivo(アペリティーヴォ)
意味: 食前酒のこと。食事の前に軽く飲むお酒で、食欲を刺激するために飲まれる。
Digestivo(ディジェスティーヴォ)
意味: 食後酒。リキュールやグラッパ、リモンチェッロなど、食後に飲まれるアルコールで、消化を助ける目的がある。
Menu degustazione(メニュー・デグスタツィオーネ)
意味: 試食メニューやおまかせコースを意味する。シェフが選んだ料理を順に楽しむコースメニューのこと。
Antipasto(アンティパスト)
意味: 前菜を意味する。食事の最初に出される軽い料理で、イタリア料理では冷たい前菜が一般的。
Primo(プリモ)
意味: 最初のメインディッシュを指す用語で、パスタ、リゾット、スープなどが含まれる。
Secondo(セコンド)
意味: 主菜にあたる料理で、通常は肉や魚が中心となる。
Contorno(コントルノ)
意味: メインディッシュの付け合わせの野菜料理。サラダやグリル野菜などが一般的。
Dolce(ドルチェ)
意味: デザートを意味する。ティラミスやパンナコッタ、ジェラートなど、食事の最後に出される甘い料理。
Caffè(カフェ)
意味: イタリア語でエスプレッソを指す。イタリアでは「カフェ」を注文すると、エスプレッソが出される。
Espresso(エスプレッソ)
意味: 濃いコーヒー。少量の熱湯で抽出される濃厚なコーヒーで、イタリアでは日常的に飲まれる。
Cappuccino(カプチーノ)
意味: エスプレッソにスチームミルクとミルクフォームを加えたコーヒー。イタリアでは通常、朝食時に飲むものとされる。
Alla Griglia(アッラ・グリッリア)
意味: 「グリルで調理した」を意味する。肉や魚が炭火やグリルで焼かれたことを示す。
Al Forno(アル・フォルノ)
意味: 「オーブンで焼いた」を意味する。ラザニアやグラタンなど、オーブンで焼き上げられる料理に使われる。
Piccante(ピカンテ)
意味: 辛い料理を指す。辛みが欲しい場合に使われる表現。
Senza(センツァ)
意味: 「〜なし」という意味で、特定の食材や成分を抜いてほしいときに使う。「Senza formaggio」(センツァ・フォルマッジョ)で「チーズなし」といった使い方ができる。
イタリア料理のお肉の用語集
Vitello(ヴィテッロ)
意味: 仔牛肉。イタリア料理では高級肉として扱われ、スカロッピーネ(薄切り肉のソテー)やヴィテッロ・トンナート(冷製仔牛肉のツナソース添え)などで使用される。
Maiale(マイアーレ)
意味: 豚肉。イタリア料理で非常にポピュラーな食材で、パンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け)やサルシッチャ(イタリアンソーセージ)など、さまざまな形で使用される。
Agnello(アニェッロ)
意味: ラム肉(子羊肉)。イタリアでは特に春の祭りや特別な行事で食べられることが多く、アロースト(ロースト)やカプレット(若い子羊の料理)として調理される。
Manzo(マンゾ
意味: 牛肉。イタリア料理での牛肉の調理法は多様で、ビステッカ(ステーキ)やラグー(ミートソース)などが有名。
Bistecca(ビステッカ)
意味: ステーキ。特に「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」(フィレンツェ風Tボーンステーキ)は、トスカーナ地方の名物料理。
Cinghiale(チンギアーレ)
意味: イノシシ肉。トスカーナやウンブリアなどの地方で人気があり、シチューやラグー(煮込み料理)に使われる。
Fegato(フェガト)
意味: 肝臓。レバーのことを指し、イタリアでは特にフェガト・アッラ・ヴェネツィアーナ(ヴェネツィア風レバー炒め)として有名。
Salsiccia(サルシッチャ)
意味: イタリアンソーセージ。豚肉にスパイスやハーブを加えたソーセージで、グリル、パスタ、ピザのトッピングとしても使われる。
Pollo(ポッロ)
意味: 鶏肉。イタリア料理では一般的な食材で、ポッロ・アッラ・ディアーヴォラ(悪魔風チキンのロースト)やカチャトーラ(猟師風煮込み)などのレシピがある。
Coniglio(コニリオ)
意味: ウサギ肉。地方によっては人気が高く、ローストや煮込み料理で提供されることが多い。
Anatra(アナートラ)
意味: アヒル肉。イタリア料理では、特にトスカーナ地方で人気があり、アナトラ・アッラ・トスカーナ(トスカーナ風アヒルの煮込み)として調理される。
Prosciutto(プロシュート)
意味: イタリアの生ハム。塩漬けされて長期間熟成させた豚肉で、生で食べられることが多い。
Pancetta(パンチェッタ)
意味: 塩漬けの豚バラ肉。生ハムに似ているが、加熱して使用することが多い。カルボナーラやアマトリチャーナのパスタに使われる。
Cotechino(コテキーノ)
意味: 豚肉と皮のゼラチン質で作られたソーセージ。イタリアの年越し料理として有名で、レンズ豆と一緒に提供される。
Lardo(ラルド)
意味: 豚の脂身を熟成させたハムの一種。パンにのせたり、薄切りにして前菜として提供される。
Mortadella(モルタデッラ)
意味: イタリアの大きなボローニャソーセージ。薄くスライスしてパンに挟んで食べることが多い。
Zampone(ザンポーネ)
意味: 豚の前足を使用したソーセージ。特にエミリア・ロマーニャ地方の伝統料理で、コテキーノに似た食材。
イタリア料理のパスタ用語集
Spaghetti(スパゲッティ)
意味: 最も代表的な細長い棒状のパスタ。直径約2mmの丸い断面を持ち、トマトソースやペストソースなど、さまざまなソースとよく合う。
Penne(ペンネ
意味: 筒状のパスタで、斜めにカットされた短い形が特徴。ペンネ・アラビアータなど、濃厚なソースが絡みやすい形状。
Fusilli(フジッリ)
意味: らせん状のパスタ。ソースがパスタの溝に絡みやすく、クリーミーなソースやペストとよく合う。
Linguine(リングイネ)
意味: 平たいリボン状の細長いパスタ。シーフードソースや軽いクリームソースと相性が良い。
Tagliatelle(タリアテッレ)
意味: 幅広のリボン状パスタで、ボロネーゼソースなどの重めのソースによく使われる。エミリア・ロマーニャ地方の伝統的なパスタ。
Fettuccine(フェットゥチーネ)
意味: タリアテッレよりもやや太いリボン状パスタ。クリームソースやアルフレッドソースとの相性が抜群。
Ravioli(ラビオリ)
意味: 詰め物をした四角形のパスタ。リコッタチーズ、ホウレンソウ、肉などが詰められ、ソースで和えたりバターで仕上げられる。
Gnocchi(ニョッキ)
意味: ジャガイモや小麦粉を使った団子状のパスタ。非常に柔らかく、バターソースやトマトソースで提供される。
Orecchiette(オレキエッテ)
意味: 「小さな耳」という意味の耳形のパスタ。南イタリアのプーリア地方で特に人気があり、ブロッコリーやソーセージのソースと一緒に提供されることが多い。
Rigatoni(リガトーニ)
意味: 大きな溝が入った筒状のパスタ。濃厚なミートソースやトマトベースのソースがよく絡む。
Cannelloni(カンネローニ)
意味: 大きな筒状のパスタ。中にリコッタやミートを詰めてオーブンで焼く料理が一般的。
Pappardelle(パッパルデッレ)
意味: 幅広のリボン状パスタ。肉のラグーソースやキノコソースと合わせて食べられることが多い。
Bucatini(ブカティーニ)
意味: 中空のスパゲッティのような形状のパスタ。アマトリチャーナソースが代表的な料理。
Tortellini(トルテリーニ)
意味: 詰め物をした小さなリング状のパスタ。肉やチーズを詰めて、ブロード(ブイヨン)やクリームソースで提供される。
Cavatappi(カヴァタッピ)
意味: コークスクリューの形をした螺旋状のパスタ。クリーミーなソースがよく絡む形状。
Farfalline(ファルファッリーネ)
意味: リボンの形をしたパスタ。サラダや軽いソースに使われることが多い。
Capellini(カペッリーニ)
意味: 非常に細いパスタ。天使の髪と呼ばれることもあり、軽いソースやスープで提供されることが多い。
Lasagna(ラザーニャ)
意味: 平たいシート状のパスタ。層に重ねてミートソースやベシャメルソースを使い、オーブンで焼き上げる料理が代表的。
Pici(ピーチ)
意味: 太い手打ちパスタで、トスカーナ地方の伝統料理。シンプルなトマトソースやガーリックソースと一緒に提供される。
Vermicelli(ヴェルミチェッリ)
意味: 非常に細いパスタ。カペッリーニと似ているがやや太め。スープや軽いソースで提供される。
Farfalle(ファルファッレ)
意味: 蝶々の形をしたパスタ。色鮮やかで、パスタサラダやトマトクリームソースとよく合う。
イタリア料理のチーズ用語集
Parmigiano-Reggiano(パルミジャーノ・レッジャーノ)
意味: 「チーズの王様」とも呼ばれるイタリアの硬質チーズ。エミリア・ロマーニャ地方産で、24ヶ月以上熟成されることが多い。パスタ、リゾット、スープの仕上げに使われることが多い。
Gorgonzola(ゴルゴンゾーラ)
意味: 青カビチーズの一種。イタリア北部のロンバルディア地方で作られ、ピリッとした風味が特徴。ドルチェ(甘口)とピカンテ(辛口)の2種類がある。
Mozzarella(モッツァレッラ)
意味: 新鮮で柔らかいチーズ。特に「モッツァレッラ・ディ・ブッファラ」(水牛のモッツァレラ)が有名。ピザやカプレーゼサラダに使用される。
Ricotta(リコッタ)
意味: フレッシュチーズで、主に乳清(ホエイ)から作られる。滑らかでクリーミーな食感で、パスタの詰め物やデザートに使用される。
Pecorino(ペコリーノ)
意味: 羊のミルクから作られる硬質チーズ。イタリア中部のトスカーナ地方やサルデーニャ島で特に有名。ペコリーノ・ロマーノ、ペコリーノ・トスカーノなどがある。
Grana Padano(グラナ・パダーノ)
意味: パルミジャーノ・レッジャーノに似た硬質チーズ。北イタリアのパダーノ平野で生産され、熟成期間は9ヶ月以上。濃厚で風味豊か。
Mascarpone(マスカルポーネ)
意味: イタリアのクリーミーなチーズ。ティラミスやデザートに使用される。非常に柔らかく、濃厚なコクが特徴。
Provolone(プロヴォローネ)
意味: セミハードチーズで、カチョカヴァッロに似ている。南イタリアの伝統的なチーズで、プロヴォローネ・ドルチェ(甘口)とプロヴォローネ・ピカンテ(辛口)の2種類がある。
Fontina(フォンティーナ)
意味: 北イタリアのヴァッレ・ダオスタ地方で作られるセミソフトチーズ。ナッツのような風味があり、フォンデュやグラタンに使われる。
Asiago(アジアーゴ)
意味: 北イタリアのヴェネト地方で作られるセミハードチーズ。熟成期間に応じて味が異なり、熟成が浅いものは柔らかく、長期熟成のものは硬くて濃厚な風味を持つ。
Caciocavallo(カチョカヴァッロ)
意味: 南イタリアで作られる紡錘形のセミハードチーズ。牛乳から作られ、燻製されることもある。焼いて食べることが多い。
Scamorza(スカモルツァ)
意味: 南イタリアで作られるセミハードチーズ。燻製された「スカモルツァ・アッフミカータ」は独特の風味があり、ピザやグリルに使用される。
Burrata(ブッラータ)
意味: モッツァレラの中にクリームとストラッチャテッラ(細かく裂いたモッツァレラ)を詰めたチーズ。外はモッツァレラのようにしっかりしているが、中は非常にクリーミー。
Taleggio(タレッジョ
意味: 北イタリアのロンバルディア地方で作られるウォッシュチーズ。柔らかくクリーミーな食感で、強い香りと濃厚な風味を持つ。
Ricotta Salata(リコッタ・サラータ)
意味: 塩漬けして熟成させたリコッタチーズ。硬質で、サラダやパスタのトッピングとして使われることが多い。
イタリア料理のワイン用語集
Vino (ヴィーノ)
ワインの総称。赤ワイン (Rosso)、白ワイン (Bianco)、ロゼワイン (Rosato) などが含まれます。
Rosso (ロッソ)
赤ワインを指します。通常、ブドウの皮と果肉を一緒に発酵させ、濃い色と豊かな風味を持つワインが生まれます。
Bianco (ビアンコ)
白ワイン。果汁のみを発酵させて作るため、通常は軽やかでフレッシュな味わいが特徴です。
Rosato (ロザート)
ロゼワイン。赤ワインのようにブドウの皮と果汁を短時間発酵させることで、ピンク色のワインになります。
Spumante (スプマンテ)
イタリアのスパークリングワイン全般を指します。発泡性があり、特別な場面や乾杯に使われることが多いです。
Frizzante (フリッツァンテ)
微発泡ワイン。スプマンテよりも軽い泡立ちで、柔らかい口当たりが特徴です。
Prosecco (プロセッコ)
ヴェネト州で生産されるスパークリングワイン。フルーティーで軽やかな味わいが魅力です。
Metodo Classico (メトド・クラッシコ)
シャンパンと同様の製法で、瓶内二次発酵によって作られるスパークリングワイン。クラシックなスタイルのスパークリングワインです。
Secco (セッコ)
辛口のワインを指します。糖分がほとんど残らないワインのことで、食事に合わせやすいです。
Dolce (ドルチェ)
甘口のワイン。デザートワインとして知られ、食後に楽しむことが多いです。
Abboccato (アッボッカート
やや甘口のワインを意味します。セッコとドルチェの中間の味わいです。
Brut (ブリュット)
非常に辛口のスパークリングワイン。糖分が非常に少ないため、ドライでシャープな味わいが特徴です。
DOC (Denominazione di Origine Controllata)
「統制原産地呼称」を意味し、特定の地域で厳しい規定に従って作られたワインに与えられる称号です。
DOCG (Denominazione di Origine Controllata e Garantita)
DOCよりもさらに厳しい基準をクリアした最高品質のワインに与えられる称号です。
IGT (Indicazione Geografica Tipica)
地域特有のワインを指します。DOCやDOCGよりも規制が緩く、個性的なワインが多いです。
Superiore (スペリオーレ)
アルコール度数が高く、品質が高いワインに使われます。通常よりも熟成期間が長いワインに使われることが多いです。
Classico (クラッシコ)
伝統的なワイン生産地域で作られたワインを指します。通常、最も優れたブドウ畑がある地域を示します。
Riserva (リゼルヴァ)
長期間熟成されたワインに使われる用語です。熟成により、より深みのある複雑な味わいが生まれます。
Passito (パッシート)
陰干ししたブドウから作られる甘口のデザートワイン。糖分が凝縮され、濃厚な甘みが楽しめます。
Chianti (キャンティ)
トスカーナ州で生産される赤ワイン。サンジョヴェーゼというブドウ品種を主に使用し、酸味と果実味が調和した味わいが特徴です。
Barolo (バローロ)
ピエモンテ州で作られる高級赤ワイン。ネッビオーロというブドウ品種から作られ、濃厚で複雑な風味が特徴です。
Brunello di Montalcino (ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ)
トスカーナ州モンタルチーノ産の赤ワイン。サンジョヴェーゼ・グロッソを使用し、長期熟成により深い味わいが生まれます。
Amarone della Valpolicella (アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ)
ヴェネト州で生産される陰干しブドウから作られる赤ワイン。濃縮された甘味と重厚なボディが特徴です。
Nebbiolo (ネッビオーロ)
ピエモンテ州の高級赤ワイン用ブドウ品種。バローロやバルバレスコに使われ、タンニンが豊富で複雑な味わいが特徴です。
Sangiovese (サンジョヴェーゼ)
トスカーナ州を代表する赤ワイン用ブドウ品種。キャンティやブルネッロ・ディ・モンタルチーノに使用されます。
Trebbiano (トレッビアーノ)
イタリア全土で広く栽培される白ワイン用ブドウ品種。軽やかでフレッシュな味わいが特徴です。
Verdicchio (ヴェルディッキオ)
マルケ州で栽培される白ワイン用ブドウ品種。ミネラル感があり、爽やかな酸味が楽しめます。
Lambrusco (ランブルスコ)
エミリア=ロマーニャ地方で作られる発泡性赤ワイン。軽快でフルーティーな味わいが特徴です。
Vin Santo (ヴィン・サント)
トスカーナ地方で作られるデザートワイン。収穫後に干したブドウから作られ、濃厚で甘みのある味わいが楽しめます。
Marsala (マルサラ)
シチリア島のマルサラ地方で生産されるフォーティファイドワイン(強化ワイン)。デザートワインとして楽しまれます。
Barbera (バルベーラ)
ピエモンテ州で栽培される赤ワイン用ブドウ品種。酸味があり、軽快でフルーティーな味わいが特徴です。
Grappa (グラッパ)
ブドウの絞りかすから作られるイタリアの蒸留酒。強いアルコール度数で、食後酒として親しまれます。
Grignolino (グリニョリーノ)
ピエモンテ州で生産される軽やかでフルーティーな赤ワイン。タンニンが少なく、軽い味わいです。
Vermentino (ヴェルメンティーノ)
サルデーニャ島やリグーリア地方で栽培される白ワイン用ブドウ品種。柑橘系の香りと爽やかな酸味が特徴です。
Moscato (モスカート)
甘口の白ワイン。特にピエモンテ州の「Moscato d’Asti(モスカート・ダスティ)」が有名です。
Nero d’Avola (ネロ・ダヴォラ)
シチリア島を代表する赤ワイン用ブドウ品種。濃厚で果実味豊かなワインが特徴です。
Cannonau (カンノナウ)
サルデーニャ島で栽培される赤ワイン用ブドウ品種。フルボディでしっかりとした味わいが特徴です。
Greco di Tufo (グレコ・ディ・トゥーフォ)
カンパニア州の白ワイン。フレッシュでミネラル感がある味わいです。
Aglianico (アリアニコ)
南イタリアで栽培される赤ワイン用ブドウ品種。